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ローン [借金]

航空機免許を自力で取得する上で、最大の問題は
高額訓練費の確保をいかに行うかにあると思います。
資金の問題で訓練中断あるいは諦める選択をすることは自力取得をする上で
常に考えなければならないからです。
資金捻出の方法で借金というのも一つの方法です。
借金できるというのも立派な能力のうちかと思います。
私は訓練費の借金はしたことがないので、実体験としては何もお話できません。
雑誌記事などで、
「海外でJETの限定取得…」「帰国後事業用計器を取り直した・・・」等等
いったいどのように資金を捻出したのか不思議でなりません。
残念ながらそのことは詳しく語られることはありません。
就職を考えれば訓練に時間はかけられません。
帰国から間を開けず国内訓練開始となればおそらくは借金をされていることと思われます。
事業用計器となればその額は1000万円以上と思われます。
借金に対して「こわい」というイメージを持っているのは私だけではないと思います。
私はこの「こわい」というイメージは大事にしたほうがいいのではないかと考えています。
プロパイロットになりたい気持ちは十分理解できます。
しかし、訓練のほとんどを借金で行うのは危険かと思います。
一つの考えですが、事業用までは自分で資金を工面し、計器のみ借金する…などプロの道が
おぼろげながらでも見えてきた段階で借金をするというのはどうでしょうか。
各大学のパイロット学部の学費などを比較検討していく上で、1000万円以上の数字を見ていると、金額に対して感覚がにぶってくることもあるかと思います。
一般世間で言われている借金で苦労される人の平均借金額は
200万円~300万円といわれています。
1000万円以上のお金というのは返すのに一生かかるぐらいの額という感覚は
常に持っておきたいものと考えます。
大きなお世話ではありますが、プロパイロットになれたはいいが後は定年間際か定年後も
借金返済の生活というのは多くの人にとって「積極的に得たい生活」ではないと思います。




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コメント 4

jxdlf

http://southerncrosshosei.blog.com/
航空操縦の生徒のようです

航空大はなくなる可能性があるとうわさで聞きましたが、私は航大を目指します
by jxdlf (2009-01-28 09:45) 

tj5

ご訪問ありがとうございます。
航空大廃止のうわさは、10年近く前からあります。
民間企業の社員を税金で職業訓練することに反対の意見があるようです。
ただ、廃止となってもしばらくは告知期間と準備期間が設けられると思います。
廃止に向けた活発な議論があるわけでもないので、新聞、雑誌など
で話題に上らない限り、気にすることはないと思います。

by tj5 (2009-01-28 16:38) 

TB-10

借金について

 確かに、そのとおりです。
 パイロット学部などを見てると、1500万円、2000万円という学費が踊ります。誰もが出せそうですが、現状では、医師や事業主(社長)のご子息が多く入学しているようです。庶民感覚とは、少しずれています。

 また、航空大学ですら、大学卒業後に更に400万円、とも言われています。しかし、普通に大学を卒業して、自社養成で入社すれば、すべて費用の心配なし、給与を手にすることができる、夢のようなシステムです。
 競争率100倍、人生に1度きりのチャンスです。
 また、自社養成の変形として、副操縦士にチェックアウトしてから、訓練費用一部負担する制度は、敗者復活戦ともいえると思います。
 
 本題の借金については、確かに、既卒で働きながら、資金をためることは、時間との戦いになりますし、かと言って、無担保で借金はできません。
やはり、親に資金援助を頼るしか、手はないように、思います。
できることならば、何度でもチャレンジできる系列C制度にトライして、合格を勝ち取ることができればなあ、と思います。

 
by TB-10 (2009-01-31 20:59) 

tj5

JAL・ANA自社養成は確かに狭き門です。
しかし、現実に合格者が毎年いる以上、合格を目指してください。
倍率100倍といっても、当時の私のようにまったく問題外の
受験生も大勢いるはずです。
何のデータ的根拠はありませんが、一次面接までにふるいにかけられる人は、第一印象で興味はないということでしょうから、おそらくは競争相手ではありません。
学科試験でふるいにかけられる人は門前払い、問題外という判断でかまわないと思います。
なので実質の競争倍率は100倍はないはずです。
JAL・ANA併願はしないでどちらかに狙いを絞ってしっかり面接でアピールするのもいいかもしれません。
B・C制度を敗者復活などとは思わず、
JAL・ANA絶対合格を目指してふんばってください。
C制度は再受験可能でも実質一発勝負の試験だと思われます。
何度も応募してくる人は熱心というより、同じ失敗を繰り返す人と
判断されるものと想像します。
ただし、
再受験可と募集要項にある以上一回であきらめることはないと思います。
初回受験と再受験、チャンスは2回ぐらいではないのでしょうか。
また、矛盾することを言っているようですが、受験しない限り合格は絶対ないわけですから、資格要件を満たす限り、また気力が続く限り、
受験を続けるのも必要と考えます。
      
         

by tj5 (2009-02-03 16:05) 

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