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飛行日誌 [Log]

フライト訓練が始まれば毎フライト訓練ごとに飛行日誌をつけていくことになります。
飛行経歴を記録しておく重要なものと同時に飛行訓練をしている実感も持てます。
アメリカの教官の日誌の書き方で、
気に留めておいて頂きたいことがあります(全ての教官に当てはまるとは限りませんが)。
飛行日誌には訓練を行った空港のコードを書く欄があります。
訓練初期段階では自身のベースとなる空港と訓練空域の往復になるので、
空港コードを書く欄には自身のベース空港のコードを離陸空港、
着陸空港の各欄に書くことになります。
クロスカントリーフライトという訓練があります。
自分のベース空港以外の空港に行く訓練です。
この訓練で、訪問する空港とベース空港を往復することになります。
離陸、着陸はそれぞれ2回となります。
行く場合は離陸空港欄に自身のベース空港のコードを、
帰りでは離陸空港欄に訪問先の空港コードを日誌に書くことになります。
このクロスカントリーフライトの時、教官に飛行日誌の一行に
空港コードを書かれる場合があります。
これはなるべく避けてください。
理由は日本の免許に書き換える際に
航空局に嫌がられるからです(又はかつては嫌がられました)。
よって、クロスカントリー訓練の日誌では飛行ルートの片道ごと書き分けてください。
そして、それぞれの欄に教官のサインをもらって下さい。
教官のサインに関してはソロフライト(単独飛行)の時もサインをもらっておいて下さい。
日本の免許に書き換える際要求されます(かつては要求されました)。
書き換える予定が今はなくてもサインをもらっておくようにしておいて下さい。
教官のサインが後から必要になっても日米間は簡単に往復できる距離ではないし、
日誌を郵送するのも煩雑、紛失の恐れもあります。

例えばABC空港からEFG空港、XYZ空港を経てABC空港に帰る
クロスカントリー訓練を行うと仮定します。

悪い例
ABC -EFG -XYZ -ABC ・・・ 教官サイン
  良い例
(無難な例)
ABC EFG ・・・ 教官サイン
EFG XYZ ・・・ 教官サイン
XYZ ABC ・・・ 教官サイン

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