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go around [訓練]

go around  着陸やり直しのことを。
今でも「これでよかったのか」と思い出すことがある。
ソロフライトで着陸が許可されて滑走路に接地した。
なぜかfullpowerで再離陸。
「あ!!上げてしまった!」
「どうしよう」
   再接地にはpowerをいれすぎ滑走路も足りない。
「うぅぅ・・・なんと管制に言えばいいのか」
   でた言葉が
「go around 」

管制がなんと言ってくるのか緊張する。
なんと言ってくれたかは忘れたが、
問題なく扱ってくれた。
「あ!!上げて・・・」から「go around 」まで
時間にして2~3秒。

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恐怖体験ノ二 [訓練]

単独飛行でクロスカントリー訓練(空港間を往復する)でVanNuysを離陸して、
目的地を目指していたところ、前方に雲の波が迫ってきました。
雲の下に出るべく、官制に高度を落とす許可を申請したところ、
この時に限って許可がおりず、待つように指示されました。
みるみる雲が迫り、「降ろしていいぞ」と言われた時には地面が雲に覆われていました。
根性を決めて雲を突っ切るか考えていたところ、わずかな隙間を発見し、
なんとか視界を失うことなく雲の下に出ることが出来ました。
今思えば、官制の指示を無視してでも雲の下に出るべきでした。
目的地に着いてからも天候は晴れず、学校に電話をして事情を説明、
VanNuysには戻れず、そのまま一泊することになりました。
この泊まった所がANAのパイロット訓練施設があるベーカーズフィールド空港。
ANA訓練生になることは叶わず、ベーカーズフィールドに行くことも無いと
渡米準備をしてる時は思っていましたが、こんな形で実現してしまいました。
翌日、天候も回復、離陸をする時、ANAの訓練機が先に上がっていき、
あっという間に見えなくなってしまいました。
ピカピカの高級機で訓練をしてる彼等がとてもうらやましかったです。


恐怖体験 [訓練]

飛行機は足でペダルを操作するのですが、その上部を踏む事で、
地上ではブレーキの役割をします。
又地上で左右に曲がるにはこのペダル全体を踏む感じで曲がる方向へ飛行機を操作します。
単独飛行でタッチアンドゴー(着陸態勢から滑走路に一度接地して再度離陸する)の訓練で、
接地したとき、滑走路右によっていたのでペダルで中央に戻そうとしたのですが、
この時ブレーキを踏んでいたようで、車で急ハンドルを切ったような状態になり、
タイヤがものすごい音を鳴らして、滑走路を外してしまいました。
スピードも出ていたので飛行機がひっくり返ってしまうかと思ったほどです。
大事には至らず、滑走路にもなんとか戻せましたが、教官の待機してるところに飛行機を運んで、
この日の訓練は中止にしてもらいました。
滑走路を外れたとき、管制官が「ハイ、落ち着いて、もどって、もどって」みたいなことを
言ってくれていたようです。
飛行機の発着が落ち着いている時は管制官もやさしかったです。


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