セスナ１５２

訓練に使用した機体はセスナ１５２です。
２人乗りの飛行機です。
飛行機の訓練で難しいものの一つが着陸です。
離陸は初めて乗った日にやらせてもらえましたが着陸は、
訓練開始から３ヶ月以上経つまで、滑走路接地直前で教官に、
操縦桿を取られていました。
この機体は重量が軽く、滑走路の直前まで機首を下に向けていないといけません。
しかし、初めは恐怖心があり無意識のうちに操縦桿を引いて機首を上げてしまうのです。
そうすると、滑走路の滑り込むような接地が出来ず、「ストン」と落ちるような感じになり、
危険な上、飛行機に負荷をかけてしまいます。
一回り大きいセスナ１７２に乗った時、１５２と同じ感覚で着陸操作をしていたら、
教官からもう少し手前から機首を上げるように言われました。
１７２は重量が重い分、少し早めに機首を上げても機体の重さで高度を下げてくれるので、
私の印象では１７２のほうが着陸はやさしいと感じました。